周りが特殊すぎて話題が止まらない

ここまで自分が平凡だと、自信を無くしてしまうのは仕方がないのかもしれない。

 

俺は平凡を絵に描いたような人間だ。学校の成績もまさに平均、目立つかといえばそうでもない。突出したところが一つもないのだ。

 

唯一突出しているところといえば、周りに特殊なヤツが多いことくらいだろうか。

恐らく、俺が平凡な故に無害だと判断されるのだろう。友達だけは多かった。しかも、そのほとんどがひとクセもふたクセもあるような奴らで、俺の手に負えないような人間だ。

 

学校にほとんど遅刻してくるくせに成績は常に学年トップのヤツ、俺と街に出かけている時に芸能事務所からスカウトされるようなヤツ、俺みたいに平凡なヤツだと思っていたのに、気付いたらお笑い事務所に所属してブレイクを目指しているヤツなど、枚挙に暇がない。

 

こんなクセの塊の中にいたのに、俺の平凡は逆にクセだったのかもしれない。当時は俺もクセのなさに悩んだが、これが俺らしさだと思えばそんなに気にすることもないと考えるようになった。

 

逆に言えば、俺の平凡さがあいつらにとって世の中の基準として考えられているのかもしれない。

 

そんな面白いやつらの数々の行動を、今回ブログに書こうと思う。俺自身、色んな人に話せる酒の肴として重宝するし、自分の頭を整理したい気持ちもある。

 

そんなブログを展開していくつもりだから、気になったら読んでみてくれると嬉しい。